住まいに関して賃貸派VS購入派というのは、永遠のテーマと言われるほどよく耳にします。
僕は そもそも賃貸派だったのですが、育児をきっかけに価値観の変化があり、中古マンション購入に至りました。
本記事では、購入までの経緯をご紹介します!
賃貸派だったときの考え方
これまでの価値観では、マイホーム購入はメリットがあると理解しつつも、それ以上に大きなリスクがあると考えていました。
個人的に、2点大きく懸念していたのです。
マイホームのリスク①:移動制限
転居したいとなったときに、売却や賃貸に出す必要があるため簡単にはいきません。
転居が必要になる理由としては、転勤といった仕事の都合から、近隣トラブルや生活環境の変化などが考えられます。
マイホームのリスク②:価値の下落
不動産市場の変動により、購入した住宅の価値が減少する可能性があります。
住宅ローンの支払い中に売却が必要になった場合、元本以下であるために売却ができないということも考えられます。
マイホームを購入した場合、手元に資産が残るので老後が安心という意見もありますが、住宅には維持費がかかるので一概には言えないと考えています。
万が一資産価値が下がって売れないとなった場合、資産というより維持費だけかかり続ける負債になってしまいますよね。。。
当時の住まい方針
家族が増えたタイミングで 子どもに合わせた間取りの部屋に住み替えて、子どもが独り立ちしたタイミングで 夫婦ふたりに合った場所に住み替えをすればいいと考えていました。
つまり、賃貸で、家族構成や生活環境に合わせて部屋を選択するという考え方でした。
育児がきっかけでマイホーム購入派に!
第一子の妊娠がわかったタイミングで、子育て支援の充実や妻の実家が近くなるという理由から明石市に引っ越しました。
それまでは、通勤のしやすさを第一に考えていたのですが、最優先を子育てにシフトしたのです。
引っ越して数か月、無事我が子が誕生しました。
この期間を通じて、今住んでいる場所は子育てを続けていくのにとても適していると実感できました。
子どもが高校卒業するくらいまでは、(引っ越しせずに)この土地で育ててあげたいという思いが強くなったのです。
子どもが巣立つおよそ20年以上住み続けることが確定であれば、マイホーム購入はメリットの方が多い、また 現状であればリスクもある程度カバーできる、と考えるようになりました。
マイホーム購入のメリット
1番大きいのは、住環境を自由にカスタマイズできることです。
子育てや家事効率化を意識した住まいにしたいという思いがありました。
賃貸だと希望を全部満たすのは難しいですが、購入+リフォームであれば(金額見合いで)すべて叶えることができます。
・子ども部屋が作れる3LDK以上の広さ
・子どもと寝れる和室
・家族の集える広いリビング
・収納の充実、家事動線の確保
・掃除のしやすい構造や素材
・ビルトインの食洗器
・ドラム式洗濯機を入れても窮屈でない洗面所
“マイホームリスク①移動制限”のカバー
仕事都合の転勤について、
コロナ禍での働き方改革の成果でリモートワークが主流となり転勤は原則不要になったので、このリスクは大きく減りました。
近隣トラブルについて、
購入を決めた物件は賃貸で住んでいたマンションの別室だったため、住人の生活感を確認することができました。ゴミ出し等のマナーはしっかりしているし、日常の挨拶もしてくれる気持ちのいい住人さんばかりでした。
“マイホームリスク②価値の下落”のカバー
価値が落ちにくいという不動産として、駅近の中古マンションを選びました。
駅近だと住戸が古くなっても価値が落ちにくいですし、中古マンションだと新築よりも価値が落ち着いているので価格下落してもダメージは軽度ですみます。
また、賃貸で住んでいたときに、マンションの管理状況も確認することができました。
日々の掃除や定期的な修繕、今後の修繕計画も行き届いていることが分かり、今後数十年は大きく老朽化しない、つまり価値が落ちづらいと判断しました。
また、中古にしたことで、リフォーム代を含めても年間返済額は年収の十数%に抑えることができたので、今後不測の事態で収入が減ったり支出が増えてもある程度対応できる余地があります。
(一般的に、住宅ローンは年収のおよそ30%以下が妥当とされることが多いようです)
まとめ
マイホーム購入にいたった経緯を本記事では紹介しました!
我が家はマイホームで自分の好きな間取り、設備にしたことで劇的にQOLが上がりましたよ♪
賃貸か購入かで迷われている方のご参考になれば幸いです!
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